<< 300 スリーハンドレッド | TOP | ゾディアック >>

プレステージ
プレステージマジックを形成する3つの要素――「プレッジ」「ターン」「プレステージ(偉業)」。
最高のプレステージを求めて、そしてお互いを超えべく、2人の天才パフォーマーがイリュージュンに挑む。
果たして、最後に勝利するのは!?


劇場CMでも面白そうだったので、公開日に行ってきました。
TVCMじゃ、マジック繋がりでMr.マリックが出張ってたのが気に入らなかったりしましたが……なにせ主役がヒュー・ジャックマン! X-MENファン、ウルヴァリンファンとしては、それだけでウハウハです。(全然役どころ違いますけどネ)

スキップスキップで、単身劇場突入ナリ〜♪
60点。(脚本:3/演出:3/映像:3/音楽:3/配役:4)
ちょっぴり微妙でした。

基本のストーリーは、「良きライバルだった2人のマジシャン、ダントン(ヒュー・ジャックマン)とアンジャー(クリスチャン・ベイル)。ある時、ダントンの奥さんが脱出トリックに失敗し死亡したことで、彼女のロープを結んだアンジャーへの憎しみを募らせるダントン。やがてはお互い憎み合い、相手を蹴落として自分が頂点に立つべくマジックを競い合う」てことなんですが、最終的に両者が行き着くマジック「瞬間移動」のトリックがとにかくトホホ。

殺人ミステリーの犯人と同じなので、詳しくは伏せますが、
片方は、トリックというか、あまりに「そのまんま」…それが、ムービーレビューとかでもやり玉にあげられてましたが、私はむしろもう一方のトリックが「そりゃねーだろ」って思いましたよ。
タネも仕掛けもあってこそマジック(手品)なのに、完全にタネも仕掛けもないマジック(魔法)になっちゃってるんですもん。
ミステリーのハズが、途中からファンタジーに。(魔法の国からこんにちわ!)
それで一気に冷めました。

時系列が逆転(ラストシーン→過去と現在交互→そして再びラストシーン)なのも分かりにくかったですが、これは過去に「メメント」とかでもこの監督がやってた手法なので、許容範囲。
「憎さ100倍」で、どんどんエスカレートしていくお互いのマジックと相手への嫌がらせ……それはかなり面白くて、立場が逆転するのも手に汗握っちゃいました。
そ・れ・な・の・にっ!
あのラストのオチ!!(トホホのホ?)
途中で読めて、そこで冷めかけ……「でも、もしかしたら」と期待したもの、やっぱり読み通りのガッカリオチ。
ホント、「そんなのありかい!」それがこの映画の全てです。
残念極まりないオチでした。

あと、これは映画の良し悪しの判断には影響しませんが、
マジックに使われる動物(小鳥やハト)の扱いがひどすぎて……涙。
小鳥の瞬間移動マジックって、大昔はホントにあんなんだったんだろうなと思うと心底切ないです。
もうひとつ、本作は2人の男の転落人生を描いてますが、結局一番の犠牲者はアンジャーの奥さん。
劇中で描かれてない部分の彼女の生活を思うと、また涙……でした。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
コメント




※文中にメルアドやURLがあると弾かれます。管理人への連絡は、こちらに記載のメルアド宛にお願いします。
トラックバック URL
http://blog.nisekobox.com/trackback/96