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300 スリーハンドレッド
300〈スリーハンドレッド〉 [DVD] 100万VS300。
ぶつかり合う刃と刃、鋼の肉体。
そして、海風になぶられた土煙にくすむ景色の中、鮮やかに舞う血しぶき……。
圧倒的な戦力差でありながら、最期まで一歩も引かず闘い通したスパルタ王と、彼が誇る最強の戦士たちの物語――


そんなわけで、「300」行ってきました。

公開日が同じ(先行上映込)の「ザ・シューター」と、どっちにするか迷ったんですが、丁度、北海道旅行後だったので、相方の希望により本作を観に行くことに。
公開前に劇場CMがほとんどやってなかったので、前情報はTVCMしかなかったんですが、そのせいか妙に「ディス イズ スパルタッ!!」が脳裏に焼き付いてて、かのシーンのイメージばかり濃厚。
レビューなどは積極的に見てませんでしたが、ミクシィとかで時々目にした感想が「ひどい」「つまんない」ばかりだったので、ちょっと不安半分でもありましたが……。
なにはともあれ劇場突入です。
75点。(脚本:2/演出:4/映像:4/音楽:3/配役:4)
なかなか面白かったです。

ラストシーンからエンドロールに入って、ジワジワとなにかがこみ上げてくる……そんな「余韻がある映画」では無かったですが、ストーリーが単純明快で、難しい背景など理解する必要もなく、「映像美に酔えればマル」な、エンタメ作でした。

ま、裏を返せば、
「映像だけの薄っぺらペラ。ゲームPVのような映画」でもありますケド。
・時代背景や人物関係の描写は極少
・前後が繋がらずハッキリしない時系列
・全編通して砂煙に覆われたようなくすんだ色合い
・スローモーションやストップモーションの多用で、斬撃を誇張に誇張
・とにかく「剣」「血」「死」、斬って斬って斬りまくり
……と、ほとんど「無双」系のノリで、完全にゲーム映像です。
なので、史実重視派には受け入れがたく、大河ドラマ的なものを期待すると肩すかしを食らうことはうけあいです…実際、「内容ねーなー」と思いましたし。

全編通して、残虐無慈悲な戦闘行為を美しく見せることに徹底。
とにかく、ああいった映像に現実性を求めず「作り物」と割り切って見れる人が楽しめる作品ですね。

ちなみに、
一番ツボだったのは相方のポロリ感想でした。

終盤、スパルタ軍の隊長が、部下でもある息子の果敢に闘う姿に見惚れて、思わず呼びかけるシーンがあるんですが、その呼びかけに振り返ったために息子は強襲した敵に首を落とされて死亡……息子を失った隊長は、逆上しバーサク化。部隊に混乱を招き犠牲者を増やしてしまいます。
なんとか敵を退けた後は、一転して失意のドンゾコの隊長。
親友でもあるスパルタ王に語りかけます。
「息子を失ったのが悲しいのではなく、息子に『お前は立派な戦士だ。自慢の息子だ』と言えなかったのが悔しい」
そして、王の眼前でおいおいと男泣き。

そこで、ボソリと相方――、
「お前が話しかけるから、だっ!」
確かに!
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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