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東京タワー
映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」オリジナルサウンドトラックGWも後半戦投入。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を観てきました。
ホント言うとそれほど興味なかったんですが、会社の同僚の子が行きたいというので、「誰かと一緒に行くのならいいか」てな具合で。

原作は未読。TVのスペシャルドラマ版(大泉洋Ver.)も、連続ドラマ版(もこみちVer.)も見たこと無し。
まるっきり予備知識無し(劇場予告から得た情報が全て)で、いざ劇場突入です。
ストーリーは、
破天荒なダメオヤジの「オトン」と、勝ち気で直向きな「オカン」。
その間でフラフラと漂っているのが「ボク」。
こんな、ごくありふれた家族の小さな物語。

……て、感じです。

3行で完結するあたりで察しが付くかと思いますが、正直内容は無いです。
伝記というか手記をドラマ化したものだから当然ですが、思った以上に起伏のない話でした。
入院して余命幾ばくもない「現在」のオカンを中心とした話と、ボク(リリー・フランキー)が物心付いた時から現在に追い付くまでの「過去」のオカンの話……それが交互に繰り返されるだけのシンプルな作り。
途中、あっと驚く展開が在るわけでも無し、美しい映像が在るわけでも無し。
全編に渡って、「お母さんの思い出」で構成されてます。
リリー・フランキーの年からの逆算ですから、少年時代の雰囲気はまんま「三丁目の夕日」。最近流行ってる「昭和のノスタルジー」が溢れてました。

50点。(脚本:3/演出:3/映像:3/音楽:3/配役:4)

……要するに、「ハズレ」です。残念ながら。
「面白くなかった」っていうと違いますが、何も大スクリーンで見なくても……と言うのが一番に飛び出ます。
ハリハリが無く、退屈なシーンが多く、途中何度も時間を確認しちゃいましたよ。
世間様では「泣ける」としきりに言われてましたが、結局のトコロ泣けるシーンは「登場人物が泣いてるシーン」だったので、「カワイソーでは泣けない(死ぬシーンでは泣けない)」私には、単なる「悲しみの情景」にしか見えなかったです。
(気の毒だったね……とは思っても、誰しもに訪れうることだし……)
「ボク」の少年時代で、「なつかし〜ラブラブ」と、シンクロ出来る世代ならもっともっと楽しめたと思いますけどね。
(事実、終了時間0時過ぎの上映なのにおばちゃん組が多かった!)
こういう気持ちをもっと共感して分からないとアカンのだろうけど、この映画ではそういう気持ちにはなりませんでした。

ちなみに、この映画で一番ショッキングかつ共感したシーンは、冒頭のザリガニ→カエル→ウサギのとこと、ウサギのブドウがベランダで死んでたこと。
前者を見て、「モグラの巣穴に花火突っ込んだり、蝙蝠を棒で叩き落として死なせたことがあったなぁ」と、残酷な小学生時代を思い出し……。
後者を見ては、「拾ってきたスズメが翌日には死んでたり、懐いた野良猫が車に轢かれて死んでたなぁ」と、悲しき中学生時代を思い出したりもしましたポロリ

あと、絵描きの悲しき性。
「あ、コピック」
ついつい目が行きます。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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