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アルゼンチンババア
アルゼンチンババア予告を見た時からフシギ系のニオイがしてた「アルゼンチンババア」。
原作よしもとばななだし、多分好きにはなれない話だろうと思いましたが、なんとなく興味があったので行ってきました。
丁度ファーストデーで1000円。
いつもレイトショーなので、200円しか変わらないですが、なんとなくすごく得した気分で劇場突入です。



ストーリーは、
母が亡くなったその日、父が失踪。
無責任な父親に憤る親類の中、みつ子は父の帰りを信じて待っていた。
そんなある日、父・悟が町はずれの風変わりな洋館に居ることを知る。
そこには子供達に「アルゼンチンババア」とあだ名される、風変わりな年齢不詳の女が住んでいた。
父を取り戻すべく、アルゼンチンババアのビルに乗り込むみつ子。
しかし悟は、妻の死を受け入れられず、フヌケ同然になっていた。
おまけに、わけの分からない女とすっかり出来ている様子……!?
ショックと怒りで父奪回に奮起するみつ子だが、あの手この手も、フヌケた父にはのれんに腕押し。おまけに、自分の恋にすら破れ、ついには体を壊してしまう。
果たして、みつ子の想いは父に届くのか?

……て、こんな感じです。

45点。(脚本:2/演出:3/映像:3/音楽:3/配役:3)

見終わって……うぅむ……。
やっぱ「フシギ系」でした。
一応、軸に「お母さん死んじゃったショックから立ち直り、絆を取り戻す親子」ってのがあるんですが、それよりなによりアルゼンチンババアこと「ゆり」の存在が謎。
結局、彼女が何のために出て来たのか分からず終いでした。
「母性の象徴」なんでしょうけど、あまりに変人過ぎて全てが理解不能。
「なんで彼女のトコロに転がり込んだのか」とか「彼女は何者なのか」とか、そもそも「お母さんが死ぬ前(入院中)はどんな家族関係だったのか」とか一切語られないので、「絵の中の女性に恋しちゃったオッサンと、オッサンに振り回される娘」でしかなかったです。

お母さんの墓標を海に沈めて吹っ切るシーンも、とってつけた展開で唖然。
親戚一同の人間関係も希薄。
もともとがポップコーンみたいにハジケてるよしもとワールドなわけですから、重厚な人間ドラマを期待するだけ野暮ですが、それをそのまま映像にしちゃったのは失敗だったような……。
人の死で泣かせる映画は嫌いですけど、ここまで人の死のシーンでなんとも思わないのも珍しい……結局、好きな人だけが受け入れられる映画でした。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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