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蟲師
小説蟲師原作は未読で、アニメは何回かチラ見のみ。
大友克洋作品は「AKIRA」だけ好き。他は、どれも焼き直しに見えてイマイチ。だから「監督」と言われてもそそられない。
そもそも、心霊現象信じないので怪奇ものにあんまりドキドキしない。(娯楽に徹してれば別だけど)
……でも、ちょっと映像はよさげだし、音楽は配島さんだし!
と、めっちゃ邪な理由での鑑賞でした。

ストーリーは、
万物の様々な現象を体現し、生物とも付かず離れず影響し合う存在――蟲。
その「蟲」を感じ、「蟲」を知るもの――蟲師。
蟲師のギンコは、蟲に憑かれた人々を治療する中で、今まで見たことのない謎の蟲の存在を知る。
それは、彼が蟲師となったことに大きく由来する蟲だった。
いつの頃からか、気が付けば過去を思い出せなくなってたギンコだが、その過去にはひとりの女蟲師が関わっていた。

……と、こんな感じです。

25点。(脚本:1/演出:2/映像:3/音楽:3/配役:3)

ハッキリ言って「ダメ映画」でした……心底トホホな程に。
原作読んだこと無いからもっと受け入れられそうなものですが、とにかく全編にまたがるホラーっぽさがアウト。
アニメを見た時のおぼろげな印象しかないけど、「蟲師」ってもっと「素朴」で「淡々」として、なおかつ「清涼」――丁度、朝霧の峰のような雰囲気だと思ってたんですが、どう見てもこの映画の中からは、「薄暗い沼の底から」てなニオイしかしませんでした。
蟲もほとんど妖怪扱いだし……。
なによりヌイ関係がだらだらと冗長。しかも似たような場面が何度も出るので、正直、途中で寝そうになりましたよ。
ラストでギンコがとる行動も説明不足で良く分からず。
そのままギンコまで消えて、完全にハテナ。

結局、何が描きたかったのか……そこんそこがスッポリと穴でした。
映像はキレイだったし、俳優陣も健闘していたから、なおさら残念。
「蟲とは?」「自然とは?」「命とは?」――そんなのはすっ飛ばして、蟲のエキスパートとしてのギンコが淡々と活躍する話にしたほうが良かった気がします。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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