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デジャヴ
デジャブ「初めて会う人なのに、初めて訪れる場所なのに、懐かしさを覚える……それがデジャヴ」
なんだかちょっと面白そうな予告で、公開が待ち遠しかったのがこの「デジャヴ」です。

基本的に、サスペンスモノというか殺人モノは好みじゃないんですが、なんとなぁく、「攻殻」みたいなサイバー&アクション&ポリス+軍事色も感じたので、気になってました。

いざ、公開日。意気揚々と劇場突入です。
ストーリーは、
大型フェリーがテロに遭い爆発炎上。500名強の犠牲者を出す惨事となる。
現場近くを捜索していた捜査官のダグ(デンゼル・ワシントン)は、ある女性の遺体に犯人の手掛かりを見出すが、彼女・クレアの死亡推定時刻はフェリー爆破よりも前だった。
事件とは無関係の殺人……だがしかし、クレアの身辺を捜査し続けるダグ。
やがて、彼は奇妙な感覚を覚えるようになる。
彼女を以前より知っているような、彼女の部屋を訪れたことがあるような…。
これはただの既視感(デジャヴ)なのか――!?
メッセージボードの文字が彼に囁く。
「お前は彼女を救える」
そして、彼は思うようになる――数日前に死亡した彼女を助けたい。
はたして、彼女を救うことは可能なのか!?

……こんな感じ。

70点。(脚本:4/演出:3/映像:3/音楽:3/配役:3)

感想は、「とても面白かった!……途中までは」です。
ホント、途中まではメチャメチャ面白かったですよ。
衝撃的なプロローグ。淡々と進む捜査シーン。
途中、「時間」の仕掛け要素もあったりして、この後の伏線を予感させます。
と・こ・ろ・が。
イキナリ雲行きが怪しくなってきます。
なんか妙な秘密マシンが登場。眉唾な技術者チームが言うには、「4日前の世界中の全ての事象を記録し、映像として再現するマシン」ということです。
これを使って4日前のクリアを監視し、犯人に辿り着こうってことになるわけですが、その途中で、覗きに飽きたダグがスポッターの光をモニタの中のクレアに当てるわけですよ。したらば、クレアが光に気付くのですよ!?

ダク「何が起きたんだ!?」
研究者「実は、この機械はタイムマシンでもあるんだ」

……意気消沈です。
え〜 デジャブって、そういうことなのか……。
何て事はない、「見た気がする」じゃなくて、「実は見たことある」だったわけです。
その後は、ダグがタイムスリップして彼女を助けるって話にスライド。
完全に、「タイムライン」と化しました。
あとは、現在を変えるんだ!ってな時間を追いかける展開。ひたすらアクション!

最後の最後で、爆破食い止めようとして今度はダグが死んでしまいますが、悲しみにくれるクレアの背後から、捜査のために現れたのはまたダグ!
死んだのは4日後の世界から来たダグで、4日前のダグはまだ生きてて、でもクレアも生きててフェリー爆破も防がれたから、ダグが捜査することはなくなって、タイムスリップすることもなくなって……むむむ? タイムパラドックスごちゃごちゃです。

結局、単なるタイムリープものに成り下がってしまい、感動のラストに辿り着く頃にはかなり冷めてしまいました。
思い返せば、冒頭の捜査開始の時点で、自分の死体とすれ違ってたりしたので、タイムスリップは少なくとも2回目。
つまり、クレアを助けるように訴えたのは、「前回タイムスリップした自分」ってことになるわけで……その辺のカラクリを解きほぐすのを楽しめば良かったわけです。
ただ、「だったら前半の捜査シーンとかなんなんだ」って感じで、やっぱり後半が全て台無しにしてたと思います。

ホント、何回振り返っても、タイムマシン登場は解せないです。
前半・リアル系サスペンス+後半・ぶっ飛びSFモノ……竜頭蛇尾って、このことを言うんでしょうね……。

でも、話そのものは良かったと思います。
DVDとか出たら、レンタルしてもう一度見てみるのも悪くないかも。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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