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どろろ
どろろ〈下〉1/27公開日に行ってきました。
「どろろ」といえば、思い出すのは、あの「ほげほげたらたらほげたらぽん〜♪」って暗いのに軽い唄。
言わずと知れた(?)手塚治虫の名作コミックの実写版です。

過去にアニメもやってますが、どっちもチラッと見た程度……基本的に手塚作品は好みでなく、読み始めて→全部読もうとなったのは「火の鳥」と「ジャングル大帝」くらいなので……ですんで、正直、初見に近い鑑賞です。(キャラの生い立ちとか話の大筋とかラストとかは知ってますが)
折角なのでこのまま事前情報仕入れず、劇場予告で得た知識だけでの劇場突入でした。

ストーリーは、
天下統一の野望を抱き、力を得るため魔物と契約したひとりの武士。
その対価として魔物が欲したのは、生まれくる赤子の肢体だった。
生贄として差し出された赤子は、体の48箇所を奪われた不具の子として産まれ、川へと流される。
初老の呪師に拾われ、屍より肉体を造る術を施されて命を取り留めるが、その身は人ならざる呪われたものだった。
己の不遇な身の理由も知らず、逞しく成長していく赤子。
やがて、凛々しい青年へと成長した彼に、真実が知らされる。
「身体を奪った48の魔物を斬れば、失われた肉体も蘇ろう――」
左腕に仕込まれた敵討ちの刀とともに、魔物を切り伏せていく青年・百鬼丸。
そんな彼につきまとうのは、左腕の刀を狙う、“天下の大泥棒”どろろ。
果たして、百鬼丸とどろろの旅路の果てにあるものは!?

……て、感じですね。

65点。(脚本:3/演出:3/映像:3/音楽:3/配役:4)

あんまり覚えてないですが、大雑把には原作と同じ様な感じだったと思います。
細かい所は……まぁ、尺がありますし……ね。
でも、時間足りないはずなのに、「48の妖怪を斬って身体を取り戻す」と「こんな体にされたのは実の父親のせい」しかストーリーの要点が無いので、なんかだら〜っとした展開でした。
特に後半になるにつれ説明的(説教的?)になってって、ウンザリ。
ラストも盛り上がらず、バトルも尻切れ……。
ラストシーンこそキレイにまとめてましたが、その前が全部アレレ?って感じで、なんだかしょっぱい後味でした。

あと、「妖怪=この世ならざるモノ」を描いてるので当然CGバシバシですが、そのCGがちょっとあまりにもトホホな出来で、場面によっては目を覆いたくなる程やばかったです。
ハイスピード対決など一瞬でケリが付く場面はそれなりにサマになってましたけど、長期戦になると、CGの妖怪とワイヤーアクションの妻夫木くんのちぐはぐさが目立って目立って……特に、トカゲ妖怪(?)とカラス天狗もどきの2連戦シーンは、ホンットにやばかったです。
かなりお金掛かってるはずなのに、ヒーロー戦隊しか見えず。
多分、「ド派手なバトル」ってのがウリなんでしょうが……ん〜〜〜 (遠い目)

映像的には散々でしたが、俳優陣は結構良かったと思います。
妻夫木百鬼丸は無難に格好良かったし、柴咲どろろは……そこそこまあまあ。
あんなキャラじゃなかった気もしますし、あからさまに「女の子」なのも引っかかりはしますが、CGのヤバサに比べれば全然問題なしですよ。
むしろ、妻夫木&柴咲のふたりのシーンだけが、安心して観ていられる憩いのひとときでした。
他にも脇役が豪華で、その辺を追って楽しんでた感じです。(駄目ジャン)

結局のトコロ、
「つまんなかった!ではないけど、ひどかった」
て、評価です。
とにかく「ひどかった」
概ねの雰囲気は「妖怪大戦争」と同等。
あのCGを疑問に思わないくらいのお子さん向きですね。
ちなみに、ミスチルの主題歌ですが、映画に合っていたかは謎ですが、ミスチルの曲では久々に好きなタイプが出たので、結構気に入ってます。

ところで、劇場で売ってるどろろグッズに、子供の集合霊(ダンシングベイビーと千と千尋の坊をミックスしたみたいなの)を象ったストラップがあったんですが、あれを好んで買う人がいるのか??
てか、アレをマスコットキャラとして売り出そうとしている所が恐ろしい……。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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