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鉄コン筋クリート
鉄コン筋クリート オリジナル・サウンドトラック年明け3発目。
正月休みの〆に観てきました。

例によって原作は未読。
てか、松本大洋氏自体をよく知らず……。
各地の感想・レビューを見ても意見はまっぷたつ。
ですので、正直絵とか全く好みではないのだけど、観てみて「合う」「合わない」のどちらに傾くか、試し(験し?)です。
30点。(脚本:2/演出:3/映像:5/音楽:3/配役:5)

結論から言いますと……、
ゴメンなさい。
合いませんでした。


ストーリーも、テーマも、絵も、音楽も……全部、守備範囲には入らなかったです。
ひたすらな暴力描写とか、サイケデリックなごちゃまぜ感とかは、「まぁ、そういう作品だし」って納得でしたが、そもそもこの作品に「ストーリー」て無いんですね……。
全体がテーマで、ストーリー(「うったえたいもの」ではなくて「おはなし」)は無し。
ぱっと見は「クロ」と「シロ」という「対」の共生物語なんでしょうけど、「おはなし」部分が全くなくて、どんどこ「テーマ」が積み上がってくので、消化どころか飲み込む暇もなく。
あれだけ登場人物がいても、クロしかいない……「クロの脳内だけで展開するテーマの連続」でした。
そんなクロを見て、観客が自発的にストーリーを組み上げられないとダメっていうのか、クロとシンクロ出来ないと理解出来ないというのか……。
シンクロ出来なかったので、ただサイケな一枚の絵にしか見えなかったです。
(ゲージツ絵画を見た時と同じ感じ?)

結局、「見る人の年齢や知識や嗜好がどうとか」ってより、やっぱ「合う」か「合わないか」の問題ですネ。
多分、押井作品や大友作品や細田作品と似た線引きかと。
皆々様とも大好物ですが、残念ながら今回だけは……ごにょごにょ……です。

なにしろ合わなかったので、ほとんど頭に残って無いのですが、シロ役の蒼井優は抜群に良かったと思います。
カウボーイビバップのエド的というか、ああいうキャラは玄人声優じゃないほうが良い味でますよね。
ちなみに、クロの方は……硫黄島からこんにちわって感じ?
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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