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007カジノ・ロワイヤル
「007/カジノ・ロワイヤル」オリジナル・サウンドトラックジェームズ・ボンドがいかにして、今のボンドになったのか……「007誕生」の物語。
つまりは過去話。
ついに007シリーズもネタ切れ?

まぁ、ダニエル・クレイグのボンドは若々しくてなかなか良いのではなかろうかぃ。劇場CM見ても面白そうだ。いっちょ観に行くか。
……てな、例によってイイカゲーンなノリでの劇場突入でした。

ワタクシの007シリーズのイメージといえば、
・口(言葉)より手(銃器)が先に飛び出す
・気が付けば隣にオナゴ
・車は大回転
・とりあえず爆発
・いつのまにか必殺武器(スーツの後ろは異次元空間)

という感じなのですが、今作は一体どうなっているのやら……。
ストーリーは、
「00(ダブルオー)」のナンバーを手にしたばかりのジェームズ・ボンドは向こう見ずでかなりの身勝手屋。
国際テロ組織を絞め上げるべく、まずはスパイを拘束して情報収集……のはずなのに、勢い余ってスパイを殺してしまったり、大使館に突入したあげく爆破しちゃったり……とにかく猪突猛進なオバカだった。
そんな彼でも、彼なりに失態を挽回(?)しようと、スパイが握ってた国際テロ組織のお財布管理人 ル・シャッフルに接触する。資金集めの場であるカジノで、各国マフィアの大物達と、国家財産を賭けてのポーカー勝負に挑むのだが……!?

て、そんな感じでしょうか。

70点。(脚本:3/演出:3/映像:4/音楽:4/配役:4)

いきなり「歌」で始まったのでかなり度肝抜かれました。
いや……正直笑ってしまった。
映像も歌も、カックイイんですけど……でも、なんか笑える。
だって、歌詞が「俺の名前を知ってるか〜 そう俺の名は〜♪」みたいなダサダサソングなんですもん。
ステキです! 好きですよ、このお馬鹿なノリ!
さらには、冒頭から地味なんだけどハラハラするアクションの連続(題して「バカと煙は高いところがお好き」)で、これまた「お馬鹿さ」にメロメロ。
良いですよ〜 今回のボンド! 最高です。

……だったんですけど、その後はなんだかどんどん尻すぼみ。
行く先々で女に溺れてたり、毒盛られて死にそうになったり、キレも技も無く突き進むだけのボンド。
う〜ん……なんていうのか、「青二才」です。
いや、その「青二才の頃の話」なんですから当然なんですけど。
でも、007ブランドとしての爽快さも派手さも無くて、ただスマートさと格好良さ(色っぽさ?)だけが全面に出てるので、なんかブラピあたりが出てるマフィア抗争ものみたいになってましたね。
ダニエル・クレイグの肉体美はわかったから、そんなに下ネタで攻めずとも……。
007シリーズお得意の「お色気・肉欲」ではなくて、ひたすら「お下劣・SMっ気」ばっかり。ですので、中盤以降はちょっとうんざりでした。

結局、ボンドガールがどーしたこーしたとなるあたりは読めますし、ストーリーもおおかた予想通りの結末を迎えるので、クライマックスの醍醐味は無し。
最後の最後に「ボンドらしいボンド」となって出て来て、あのテーマ曲でエンドクレジット!ってのがちょっと格好良かったですけど、やっぱり取って付けた感は否めず。
正直、良かったのは最初の30分だけ、後はダラダラと退屈……な映画でした。
(その最初の30分だけでも、十分面白かったですけど)

途中からはポーカーがメインなので、カードゲームとしてポーカーのルールは知ってても、賭け事としてのルール(賭けルール)は知らないので、その辺がより中だるみ感に拍車を掛けたかも。
賭けポーカーのルールを勉強してるか否かで、かなり印象は違ったと思います。


そうそ。
エンドクレジットで、例のベンベレベンベンベン〜♪ってテーマ曲が終わった後、OPの「歌」がまた流れてきたので、そこでもまた苦笑……でした。
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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