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DEATH NOTE
映画「デスノート」オリジナル・サウンドトラック SOUND of DEATH NOTE「デスノート」の映画版(前編)見ました。

すんごく見たかった!て程でもなかったんですが、丁度相方が来てて、相方が来てる時は映画見に行くのが恒例になってるので、なんとなく。
(相方にとって本命の「パイレーツ〜略」はまだ上映されてなかったし、対抗の「ブレイブ〜略」もまだ。大穴狙いで「デスノ」です)

事前に知ってたのは、
・前後編に分かれてて、その「前編」である
・ラストの方は原作にない展開で、原作既読でも楽しめるらしい
・藤原竜也の演技は芝居じみすぎててクサイらしい
・Lとワタリはハマリすぎらしい
・ミサミサはひどすぎるらしい
・音楽が川井憲次氏である
(←ここはみこ丸的にヒジョーに重要)
……そんな、テキトーな前情報を持って、いざ劇場突入です。
入りはノートが落とされるところから……って、校庭じゃないし、雨だし、おまけに夜?
なんか、日本になさそーなダウンタウン風のイケテナイクラブもどきが笑えます。
上手い具合に、ノートの上だけ雨降ってないし。

リュークが見え隠れして、タイトル。
場面変わって商店街で、女の子に絡んでたチンピラが、急に苦しみだして……って、あかん。なんかやっぱり笑えますよ。演技が妙なのか、演出が妙なのか、「こたえてちょーだい」とかの再現Vみたい。
下々は「キラ様」「キラ様」言ってるし、ネットとかでキラ論争が感染していく様も安っぽい。この感じどっかでも観たな……あ、「黄泉がえり」だ。つくづく邦画ってSFちっくな作風に弱いですよね……。

「キラは正義か否か」
やっとこさ、月登場。
て、隣のおなごは誰!?
しおり? しらんわ!そんなヤツ!!
(そう言えば、オリジナルの幼なじみちゃんが出てくるとか耳にしたかも……)
その子としばしキラ思想話&回想。
ここで、冒頭のクラブもどき再登場? おお、シブタクも。
アブナイ殺人犯になってるのが気になりますが、雑魚だからどうでもいいですね。
月もよせばいいのに絡んでるし……。
どっちかというと、シブタクの死因が「事故死」じゃなくて、デフォルトの「心臓麻痺」なのが気になります。
あえて変える必要あったのかなぁ?
「事故シーン=血が出るし残酷感UP=お子様に悪し」ってことなのか。
それとも、「ノートに事故死って書いたら事故で死んだ→それみたお子様がマネしてノートに事故死って書いて、だれかを突き落とすかなんかして事故死させる……かもしれないから予防」ってことかも。
しかし、「僕の信じた正義って! 法律って!」て、そういう導入の仕方なんですね。
六法をゴミ捨て場に叩き付けてる姿にはかなり苦笑。
あと、CGのリュークはいいとして、やりとりがやたら「本当はいないけど、いるみたいに喋ってる」感が強すぎて、やっぱり笑っちゃいます。
藤原竜也……評判通り演技臭すぎ。
さすが舞台俳優。何から何までオーバーリアクションです。

ノート入手以降はそれなりに原作どおり。
ストーリーもそんなに気になることなく、フツーに楽しめました。
あんなにくどくど語ってた、キラ思想も、リンド・L・タイラーを殺したあたりからすっぱり無くなってたし、ノートのルールも必要に応じて挟んで分かりやすい。筋を知ってても観ててドキドキしましたし。
でも、キラ対策特捜本部とかのメンツ……というか、あれはエキストラなのか?
恐ろしく演技にやる気が感じられないんですが……。
あと、「Lとワタリはハマってて良かった」とは聞いてましたけど、どっちかいうと「ハマってて良かった」というより、「実物(?)に近づけようとしすぎててコスプレチック」。おひょいさんのワタリはなんか特別出演のサービスみたいだし、Lは動作が完全にマンガのコピーなので、ひとりだけ違う世界の人みたいで浮いてるし……。
そんなんで、私的には微妙でした。

配役と言えば、警察関係は誰が誰だか、最後までほとんど分からず終いでしたよ。
総一郎パパはいいとして、せいぜい松田くんくらい?
他は全然一致しませんでした……てか、またも原作にはいない女性刑事が。
女性刑事「奥さんやさゆちゃんもいるんですよ!」
てか、あんた誰やね〜ん!
彼女がなんか言うたびに、そう突っ込んでました。
彼女こそなんで入れたのか分かんない……もしかして、後編ですごいことになったりする……のか? (そんな端役に鍵を握られるLvsキラの勝負って嫌すぎる)
あと、一番配役がやばかったのはミサ。
黒髪なのも気に入りませんが、とにかくすべてがイタタでした。
後編でビシバシ出てくると思うと、正直憂鬱です。レムに希望を託すのみ……。

そんなでもまぁ結構楽しめてたんですが、ナオミが出張ってきてから雲行きが怪しくなってきました。
ナオミ「アナタに夜神月がキラであることをみせてあげるわ」
って、自信満々にしおりちゃんをさらっておいて、あげく……
ズキューン、バキューン。
え〜!?
じ、自殺〜〜!?
しかも、しおりちゃんも撃たれちゃってるし。
月「デスノートは辻褄あうようにするんだ」
……何を今更。散々実験してたジャン。「りんごしかたべない」とかで。
月「恋人を奪われた悲しみから捜査に加わりたいと言っても誰も反対しまい」
……いやいや、反対するだろう。アンタ学生なんだから。
原作での「さようなら南空ナオミさん」てな残酷なシーンが結構印象深かったから、あれが変わってたのも切なかったけど、それ以上に、いくらなんでも幼なじみを殺してまで踏み台するってのが納得いかなかったですよ。
最終回間近の月ならともかく、まだそこまでは落ちてないだろうし。
そこまで、「月は悪なんだよ?」って観客に分からせたかったんでしょうかねぇ。
ちょっと、やりすぎな感じを受けました。
「デスノート」の魅力って、確かに月は「悪」だけど、Lにも月にも正義と悪以上の自己チューな信念があって、自己チュー同士のトコトンな駆け引き……て、そのあたりだと思うから、あまりに勧善懲悪にされると「Lの手の中で踊らされてる月」にしか見えなくなっちゃうんですよね……。

と、それをことさら強く思わせたのはラストシーン。
捜査本部に加わるのを志願した月に、「歓迎します」って現れたL。
その手には、監視カメラ網をくぐり抜けた時と同じポテチが……!?
単に、観客に向けての刷り込みなんでしょうが、これじゃあ、ポテチ袋にTV仕込んでたのを見破ってるみたいじゃないですかい!
あそこは、月がLを一応出し抜いたって場面なのに、こんな見せ方されると、途端に月がすっごく頭悪い奴に見えますよ。
なによりもそこが「なっとくいかーん」でした。

60点。(脚本:3/演出:2/映像:3/音楽:3/配役:2)

そんな、文句タラタラな「デスノート前編」。
でも、結構面白かったと思います。中盤は。
もう一度劇場に行っても……まぁいいかなって具合に。
DVDは絶対買わないと思いますが。

……それでも後編も観ます。


ところで、レイって、「イワマツ」なんて純国産な姓名でしたっけ????
:: 映画(2008年まで) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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