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東のエデン劇場版I-The King of Eden-
東のエデン 劇場版 オリジナル・サウンドトラック 「東のエデン劇場版I-The King of Eden-」観てきました。これまた今更ですが、近所のシネコンで今日から上映だったので

とはいえ、それほどはまってもいなかった「東のエデン」。
【監督:神山さん&音楽:川井さん】ってことで、スタート時はめっさ期待してたし、始まってからも「なかなかイイジャン!!」ってノってはいたんですが、だんだんと咲をはじめとする学生メンバーが鬱陶しくなってきて、終盤に進むにつれ冷め気味でした

だもんで、映画も完全にDVD待ち…むしろ積極的に見る気も無かったんですが、せっかく近所でやるのなら勿体ないし…ね
映画効果で、好きな要素が多いことを願いつつ、いそいそとレイトショー突入です。

75点 (脚本:3/演出:4/映像:3/音楽:4/配役:4)

なかなかどうして。予想以上に良かったです!
そこここに素敵シーンもあり、燃えましたし


お話はまんまTVシリーズ最終回の後(半年後)から。
失踪した滝沢君を捜して、ニューヨークに来た咲…ってところからスタートで、TVシリーズでは常に受け身で鬱陶しいだけだった咲ちゃんが、なかなかしっかりした娘に化けていて好感触
最終回直後のシーンをラッシュで入れ込んだOPもカッコよすです。
このOP曲が、まぁた! 川井節炸裂でテンション上がる〜!!
(EDは……う、んんん)

新たに登場したセレソンNo.6のアホさ加減に笑い、玉川ジュイスの芸達者ぶりに悶え、No.5の火浦さんが生きていたのに安堵し、記憶がなくなってても地のかっこよさは相変わらずな滝沢君(飯沼君になってたけど)に萌え萌え……だが、なんと言っても黒羽さん!!! 彼女のかっこよさと言ったら! ヒロインは彼女でしょ! No.11のジュイスとのやり取りは涙もんでしたよ。
やっぱり神山節オモローだなぁと、ニヤニヤの連続でした。


でも反面、ガッカリ箇所もチラホラ

まずは、お話がちぃとも進展してないこと。
新たな展開・伏線はあっても謎の回収はほとんど無く、ますますこんがらがる一方。
なんかストーリーの基盤であるセレソンゲーム自体、どうでもよくなってきたような…??
滝沢君の過去も、本人がオチビの頃をちょっと思い出した??風な描写があるだけで、観てるこっちにはまるで明かされないし…。

そして何よりも、東のエデンメンバーの余計さといったらもう!!
TVシリーズ以上にイライラしましたよ
もっともらしく推測を並べても全て見当違いで、あれこれ勝手に画策しては空回りで…劇中キャラでありながら部外者的と言うか、ただの観客でしかない立ち位置がホント鬱陶しい!!
奴らって、要するに「私ら」なんですよね。
手の届かない場所で好き勝手言ってるけど、自分で何をするわけでもない傍観者たち。
傍観者へのアンチテーゼ?…そういう狙いなんでしょうけど、完結に向かうとなって、いよいよハッキリと描写されてるのが、なんともキモチワルイ。
なして、一時の娯楽の中で、鏡を見せられ己を改めさせられなきゃならんのよ!!
同族嫌悪に自己嫌悪もプラスして、モニョる一方でした


…とまぁ、振り返るとなんだか不満点の方が大きかったようにも思えますが、それでもなかなか良かったですよ。
特に、「映画館で観た」ということが、大きく貢献したかな。
これといって大スクリーンならではなシーンはないし、正直、TVで見るのとさほど変わりない作画レベルではあったけど、劇中に流れる空気は、やはり映画館でないと感じ取れないかと。
とにかく、「空気」の描き方は天下一品でした
町中を流れる空気(風)、人と人の間に流れる空気(間)…etc.
それを味合うべくの劇場版なのかなぁ…と、劇中のシアターシーンで思ったとです

ま、そうは言っても、DVD買いたくなるかっていうと、そこまでのものはなく。
「秀作TVシリーズの凡庸なる後日談」でしかありませんでしたけどね

:: 映画(2010年) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 二瀬古 
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